大知昭 2018年夏の御荘湾で62cmの巨チヌをキャッチ!

投稿者
フカセ倶楽部編集部

フカセ倶楽部編集部スタッフです。大会リポートについては大会関係者から送られたものを「フカセ倶楽部編集部」として掲載していることもあります(※本文最後に報告者を記載)。

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60cmを超える巨チヌ(ロクマル)の実績の高い御荘湾に通い詰める大知昭さんが考えるベストシーズンは7月から8月の「夏」。実際に大知さんは夏にロクマルを含む大型チヌを多数釣り上げている。記録的な猛暑となった2018年7月19日と20日に御荘湾に釣行した大知さんは自己記録となる62cmの巨チヌを頭に年無しチヌを多数釣り上げた!

こちらの記事はレジャーフィッシング2018年9月号に掲載したものをWEB用に加筆・修正したものです。

大知昭と巨チヌ 御荘湾
御荘湾で自己記録更新の62cmをキャッチ!

ロクマルチヌを狙って御荘湾へ

2018年7月19日、巨チヌの宝庫として知られる御荘湾(愛媛県愛南町)を訪れた大知さんは2日間の釣りを予定。初日の7月19日は昼過ぎからの半日の釣り取材で2日目は釣友とのプライベート釣行。

初日のこの日、大知さんは初めて上がる無名磯で竿を出した。

大知さんは御荘湾に来ると実績の高いポイントだけでなく、新しいポイントにも積極的に挑戦する。大知さんが初めて入って好釣果を上げて人気となった磯もいくつもある。

この日入ったのは湾外の無名磯。渡ると、いつものように高場に上がって水深やシモリの位置を確認。

「いいシモリが何カ所も入ってて、チヌがいそうなポイント。足元で50㎝ぐらいのチヌも見えたし、ここは期待できるね」

 

手応えを感じた大知さんが手にした竿は、普段使っている『鱗海シリーズ』ではなく、グレをメインターゲットとする『イソリミテッド アステイオン1.2 530』。

「今回使う道糸は『リミテッドプロ PE G5+』に新しくラインナップされる1・5号で、ハリスは3号。イソリミテッドと組み合わせて御荘湾の大型チヌを止める釣りを試してみるよ」

イソリミテッドとチヌ
グレ用のロッドで年無しチヌを止めた

※実はテスト中の『リンカイアートレータ(プロトモデル)』も持参していたのだが、取材のため使用しなかった。プライベート釣行の翌日はその『アートレータ』で自己記録のロクマルをキャッチした!

ポイントもタックルも、常に新しいものを試していく大知さん。だからこそ、60代後半の今でもその釣りは進化し続け、釣果を伸ばし続けているのだろう。

大知ウキについては『工房大知A&Y』参照

大知さんのマキエ&サシエ

大知さんが用意したマキエは『爆寄せチヌ』『チヌパワー激重』『チヌパワーダッシュ』『チヌパワーV10白チヌ』にオキアミ6㎏を混ぜ合わせたもの。比重のあるマキエで底層の大型チヌを狙う。

マキエを投入する大知昭
猛暑の中でマキエペースは乱れない

 

サシエは練りエサの『エサ持ちイエロー』と『高集魚レッド』とオキアミ『くわせオキアミスペシャルチヌ』を用意。2種類の練りエサは混ぜ合わても使用。

練りエサはサシエは鮮度劣化や乾燥を防ぐため、使う分だけを『サーモベイト ステンX』に入れる。これだけで釣果に大きな差がでるそうだ。

大知昭 サシエ
練りエサの使いかは近日アップ

 

年無しチヌをキャッチ!

大知さんが狙うのは20mほど沖のシモリ際。仕掛けは、なじむとウキがゆっくりと沈みはじめる大知さんのいつものセッティングだ。

「PEはいつもより太い1.5号だけど、仕掛けは問題なく(ウキの穴を)抜けていくね。あとはチヌを釣るだけだよ」

早めのヒットを期待して釣り始めた大知さんだったが、最初のチヌのヒットは2時間半後だった。

人が入っていない磯は、すぐに釣れることもあれば、エサへの反応が遅いこともある。

「ここはチヌが見えたから早く反応すると思ったけど違ったね。でもあきらめなかったら釣れるよ」

この言葉通り、大知さんは狙う位置や仕掛け(ガン玉やハリの大きさ)を変えながら、猛暑の中でも集中力を切らさずに釣り続け、このヒットにつなげた。

50㎝のこのチヌとのやり取りは、グリップエンドを腹に当てて、ラインをほとんど出さないパワーファイトだった。御荘湾のチヌはパワフルだが、一度も竿を前に倒すことなく一気に寄せてみせた。

大知さんには珍しいパワーファイト
年無しチヌを持つ大知昭
50cmのきれいな魚体のチヌをキャッチ

普段はチヌを怒らさずに誘導するやり取りが多い大知さんだが、今回パワーファイトをした理由を聞くと、

「大会では対戦相手のエリアにチヌを入れないように強引にやり取りすることもある。こういうやり取りができると狙える場所が広がるよ」

と教えてくれた。

 

この日の2匹目のヒットは、納竿間際。「あと2投で納竿する」と言ったあとの1投目にヒットさせた。

このチヌもアワセた瞬間からパワフルな走りを見せたが、1匹目と同様のパワーファイトを展開! 一気に磯際まで寄せてみせた。浮かせたのは53㎝の良型チヌ! 

パワーのあるロッドとPE1.5号とハリス3号の組み合わせでの釣りに、しっかり手応えを掴んだようだ。

竿を曲げる大知昭
磯際で一気に浮かせる
53cmの年無しチヌと大知昭
53cmのチヌと大知昭

 

自己記録更新のロクマル!

翌日は取材なしでのプライベート釣行。何度も上がっているお気に入りの磯に上がった大知さんは、なんとそこで自己記録となる62㎝の巨チヌを釣り上げた!

さらに59㎝×2匹、58㎝、56㎝、55㎝もキャッチし、ロクマルを頭に55㎝オーバーを6匹という驚くべき釣果を上げた。

こちらと一番上の画像が大知さんの自己記録62cmの巨チヌ! このサイズを釣り上げるのはすごい!

写真撮影/大島海産

このときに使っていた竿は2019年に発売となった『リンカイアートレータ』のプロトタイプ。これに前日と同様にPE1.5号とハリス3号でのパワーファイトで取り込んだそうだ。

「御荘湾で70歳で70mの遠投をして、70㎝のチヌを釣りたいね」

後日、こう笑っていた大知さんだが、本当に実現してしまいそうだ。

 

自己記録のロクマルを含めて釣り上げたチヌは全てリリース。次はナナマルになって大知さんと勝負するかも!

釣行メモ

利用渡船/大島海産