キング・南の釣り歩記/福山市 加治屋島でチヌ釣り 2018年6月

投稿者
フカセ倶楽部編集部

フカセ倶楽部編集部スタッフです。大会リポートについては大会関係者から送られたものを「フカセ倶楽部編集部」として掲載していることもあります(※本文最後に報告者を記載)。

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南 康史(みなみ やすし)

G杯チヌV4、マルキユーカップチヌ優勝など、数々の大会で上位入賞を果たすフカセ釣りのエキスパート。がまかつ・サンライン・マルキユーフィールドテスター、GFG所属、club G’s会長

「大きいアオリが狙える時期がきましたね〜。今回は昨年、良型のアオリが釣れた香川の『豊浜一文字』へ行こうと思います。また予定が変わったら言いますね」とキングから連絡。その数日後、「場所を福山沖の走島周辺に変更させてください。どうもその日は『豊浜一文字』に10人ぐらい上がる予定みたいです。ただ、走島周辺はこの時期でもいいチヌが釣れますし、アオリも多いので期待できると思います」とキング。はたして結果はいかに。※釣行日 2018年6月10日

レジャーフィッシング2018年8月号に掲載したものです。

朝イチから本命・チヌがヒット

釣行日は6月10日。朝の天気予報では昼頃から雨とのこと。風もまあまあ吹いている状況。「風が吹いてますね〜。風裏のポイントに降りるつもりですが、どのぐらい風が当たるかですね」と不安そうなキング。

お世話になる「太進館」さんで5時頃出船。この日は南さんのほかにclub G’sのメンバー5名も参加。南さんが船長と相談して向かったのは「加治屋島」。

走島のすぐ西に位置する「加治屋島」。キングたちは西側の広い磯場へ降りた。潮通しがよく、チヌの魚影も濃い。乗っ込み時期には40cmオーバーが数釣れることもある。50cmオーバーも期待できる。この時期は良型アオリの姿が見えることも。

風の状況を確認しながら西側の広めの磯に降りた。広島から来た圓山さんも一緒に竿を出すことになった。

「最近は朝にゆっくりしすぎて失敗することがあるので、今回はすぐに準備してやってみます」とキングはやる気満々。マキエを撒いて海の状況を確認しながら、ハリスを3ヒロと長めに取った全遊動仕掛けをセット(仕掛けについては後述してます)。

6時前に釣りをスタート。

1投目はサシエが残ったが、2投目からはサシエが盗られる状態に。

「ここはフグが多いところですからね〜。日によっては道糸から切られることもありますよ」と言いながらも、手返しよく狙っていく。

潮はゆっくりと左から右へ流れており、悪くない感じ。しばらくして小ダイがヒット。それから約10分後、『がま磯マスターモデルⅡチヌ』がきれいな弧を描いた。

南 竿曲げ

「これはチヌでしょう」と楽しそうにやり取りをして玉網に収まったのは40㎝弱のチヌ。産卵後のスリムな魚体だった。

「久しぶりに早い時間帯に釣れましたね。すぐに始めてよかったです。後はサイズアップですね」とキング。

タモとチヌを持つ南

パワフルなチヌがヒット!

 1匹目のヒットから約15分後、キングの竿が大きく曲がった。

「先ほどよりは少し重量があるかも」と慎重に寄せるとチヌが無事に玉網へ収まった。目測で40㎝オーバー。きっちりとサイズアップを達成した。

良型チヌを持つ南康史
2匹目は40cmオーバー

「仕掛けがなじむ前にヒットしたので、チヌは浮いていた感じですね。連続してヒットしたのでチヌの数は多いのかもしれません。もう少しサイズアップしたいですね」とキングはすぐに仕掛けを投入した。

しかし、潮が変わって沖向きに流れると、チヌではなく小ダイが釣れ始める。しかも1投1匹のペースで。

「ここはマダイも多いところなんで、できればもう少しいいサイズがきてくれればうれしいのですが……」とキングは小ダイのラッシュにうんざりした様子。

鯛持つ南
小鯛の連続に苦笑い

そんな感じで1時間ほどチヌから遠ざかっていたが、潮が少し変わると3匹目がヒット。これも40㎝クラスとまずまず。

「もう少し大きいのが釣れてほしいのですが……」とキングは集中力を切らさず次を狙うもこの後はチヌは釣れずに我慢の釣りが続く。

それからまた1時間後、少し沖目を流していたウキがきれいに入った。

アワセを入れると竿が曲がって絞り込まれた。今まで以上の重量感が竿に伝わっているようだが、まだまだパワーに余裕がある感じで、安心してやり取りするキング。姿を見せたのは、この日一番となる45㎝クラスのチヌだった。

チヌとファイトする南
大型チヌを持つ南
45cmのチヌを持つキング

「走島周辺のチヌはパワフルでよく引くのでおもしろいんですよ。このチヌはもう少し大きいと思いましたけどね。ここまできたら50㎝クラスが見たいですね」とキング。

少し余裕が出てきたのか、SNS用の写真を何枚か撮影。その後、少し休憩を入れた。

圓山さんとチヌ釣りを楽しむ

圓山さんは2匹のチヌを釣ってからアタリが止まっていたので、「こっちに移動して一緒に竿を出そうよ」とキングが声をかけた。

圓山さんは磯際にオキアミボイルを撒いて、出てくるチヌを待ち構えるスタイルで狙っていた。移動してからこのスタイルがハマってチヌを連発。

「この釣りもハマったときはチヌがよく釣れるからな〜」とキングも感心していた。

圓山とチヌのやり取り
チヌを持つ圓山

圓山さんは磯際にオキアミボイルを素撒きし、グレ釣りのように粘り強く狙ってチヌを釣るスタイル。40cmオーバーのナイスサイズもヒット。「この釣りがハマるときがあるんですよ。見えているチヌが釣れるのでかなりおもしろいです」と圓山さん

チヌを持つ南と圓山
チヌがダブルヒット

キングの5匹目は圓山さんとのダブルヒット。このチヌも40cmオーバーだった。そしてキングは5匹目のチヌを釣った後、潮通しのよい北側へ移動。

「本気で大型を狙ってみます」と気合いを入れ直す。しかし、釣れるのは小ダイやフグ。それでも粘り強く狙っていると沖目で40㎝クラスのチヌをゲット。そしてすぐに7匹目となる先ほどと同サイズのチヌを追加。

納竿1時間前になったところで、「チヌはまだ釣れそうですけど、アオリも狙いたいので残りの時間はエギングをします」とキング。しかし、この日はアオリイカの反応がまたくなく、楽しみにしていたアオリイカは釣れなかった。

50cmクラスは見られなかったものの、計7匹のチヌを釣り上げたキングは、「今回は久しぶりにいい釣りができましたね。チヌの引きもパワフルで楽しめましたよ」と笑顔で港を後にした。

キング・南康史のタックル

南康史のタックル

ロッド『がま磯 マスターモデルⅡチヌ』

ロッドはがまかつ『がま磯 マスターモデルⅡチヌ』のL-5.3mをチョイス。00クラスのパワーに設定した超々細身設計の柔軟なロッド。魚の叩きを極限まで抑えたやり取りが楽しめる。極細ハリスを使用した繊細な釣りにも対応。

ハリス『トルネード黒鯛ハリス』

トルネード 黒鯛ハリス

ハリスはサンライン『トルネード 黒鯛ハリス』の1.25号をセット。しなやかな糸質で従来のハリスよりも粘りがあるのが特徴。岩礁や海藻に溶け込むステルスブラウンカラーを採用。

ハリ『ナノチヌふかせ』

ハリはがまかつ『ナノチヌふかせ』の1〜2号を状況によって使い分けた

ウキ『MINAMI(南)チヌスペシャル』

キング・南康史のアイデアが詰まったオリジナルウキ『MINAMIチヌスペシャル』。詳しくはコチラを参照。

がまかつ『ゴアテックス レインスーツ(GM-3500)』を着用。裏地にはアウトラストメッシュを採用しているため、衣服内を最適な温度にコントロールできる。カラーは4パターン用意されており、キングが着用しているのは「ブラック×ゴールド」、圓山さん着用が「ブラック×ブルー」。