優勝への道/『第2回 WFGチヌ大会』優勝者・野口真平さん

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(のぐち しんぺい)
徳島県釣連盟第94代名人位。グレとチヌのフカセ釣りをメインに、夏はチヌの落とし込みも楽しむ。釣研・オーナーばりフィールドテスター、マルキユーフィールドスタッフ

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2019年4月13日に岡山県牛窓沖で開催された『第2回 WFGチヌ大会』(主催:釣研FG、釣研)決勝大会で栄冠を手にした野口真平さん(釣研FG徳島支部)が優勝までの各試合を振り返ってくれた。大会報告はコチラを参照

 

表彰台の頂点に立った野口真平さん(中央)

 

1ヶ月前から牛窓へ

4月13日(土)、「第2回 WFGチヌ大会 決勝大会」が岡山県牛窓沖で開催され、私は徳島支部の代表として参加しました。

1ヶ月前より週末は牛窓に通い、いろいろな釣り方を試し、釣り場の特徴を学んでの挑戦となりました。

1回戦「黄島 ヒナダン」

釣研WFGチヌ 参加選手
決勝大会では27名の選手が競い合った

大会のスタート。今大会は1試合あたり2時間(40分×3ラウンド)、25cm以上のチヌの総重量で競います。

 

1回戦は2番目に優先権があり、船着きからスタート。

ウキは『ゼクトM』(釣研)のBをセットしました。

まずは手前のシモリ周りから探り、モーニングサービスのチヌを狙いますが不発。潮は南にほどよく流れていますが、エサも盗られず魚全体の活性が低いと感じました。

すぐにサシエはオキアミのみの釣りに切り替え。中間距離までのシモリ付近を中心に探りましたが、このラウンドではチヌが釣れませんでした。

 

第2ラウンドは海に向かって右端の釣り座。

こちらは潮流が速く、沖までゴロゴロとシモリが点在しています。

ウキ下をこまめに変えながら、30mほどの距離を沖のシモリに沿って流すように釣っていると、2ラウンド目も後半に差しかかったところで竿先に小さなアタリ! 

待望のチヌがヒット。小型でしたが、うれしい1匹目を手にすることができました。

そして同様の攻め方でラウンド終了間際にヒット。3分以内に取り込まなくてはならないため、半ば強引にやり取りしているとハリが外れてしまいました。

 

第3ラウンドは左端の釣り座。こちらは湾寄りのためか潮はほとんど動かず、ごく緩い当て潮。

1投目、10m弱付近で藻に掛かった感じ。海中は濁っており藻は視認できませんが、この付近にマキエとチヌは溜まるはずとイメージ。

じっくりと追い打ちもしながら攻めていると、ウキにもたれるようなアタリがでました。あきらかに魚ではあるので竿を立てるとチヌの引き。少々サイズアップで2匹目をキャッチすることができました。

その後、西九州支部の山田さんもチヌを釣られましたが、2匹で勝ち抜けました。

準決勝「黄島 早崎」

1番目の優先権にて船着きを選択。

ウキは1回戦同様、『ゼクトM』(釣研)のBを用いた半遊動仕掛け。

潮やガラ藻の具合から本命ポイントだと想定。ただ、潮が流速を増し、すぐに沖の潮目まで持っていかれるようになり苦戦。

マダイ狙いであればそのまま流し込めばアタリはありそうな潮ですが、あくまでも手前のガラ藻付近を中心に釣りを展開します。最後まで潮が緩むことはなく、また1回戦同様に魚の活性は低く、ゼロスタートとなりました。

 

第2ラウンドは右端の釣り座。

こちらは潮が緩く、15m付近にあるガラ藻の沖を集中的に釣ると2連続でアタリがあるも良型のフグ。

少し間を置いて重量感のある魚がヒットしましたが、走り方がチヌではない感じ。浮かせてみると中型のカンダイでした。

魚っ気はあるので期待しましたが、このままチヌは当たらず2ラウンド目もゼロとなってしまいました。

 

第3ラウンドは左端の釣り座。こちらは手前が浅く、斜め前からの風で当て潮気味になるため、投点を40mほど沖に設定。

濁っているのでイメージですが、20m付近にカケアガリとシモリがあり、同時に潮の壁ができる箇所があったので当て気味の仕掛けと合うようにマキエを打ちました。

すると、ほどなくしてチヌがヒット、待望の1匹目。

その次の投入でもアタリがありましたが、浮かせてみると中型のマダイ。船着きの京築支部・宮嶋さんもチヌ、マダイをヒットさせており、とにかく2匹は必須の状況。

ラスト10分になったところで、2匹目を追加することできました。

ハリスに傷が入っていましたが、残り時間も少ないためそのまま続行。ラスト3分でヒットに持ち込みましたが、シモリに擦れたのか取り逃がしとなってしまいました。

 

選手3人ともに釣果がありましたが、計量の結果、重量差で決勝に進出することができました。

WFGチヌ 決勝戦進出選手
決勝戦に勝ち進んだ3選手

決勝「西の石切り」

1番目に優先権があるため、真ん中の釣り座を選択。

干潮を挟むため、「3ラウンド目の転流後に船着き(左端)に入れたら」という狙いです。

横風が比較的強いため、『ゼクトα』(釣研)の3Bをセットしてスタート。沖は水深があり、マダイがアタりそうな雰囲気があったため、開始直後から10m以内を中心に釣りを展開。

決勝もエサ盗りは少ない様子なので、サシエはオキアミでじっくりと攻めていると、ほどなくして連続してアタリ。

しかし、いずれも中~小型のマダイ。

ただ、魚の反応は得られ、やはりマダイが多い雰囲気なので沖は捨て、近距離の攻めに自信を持つことができました。

すると3匹目にはチヌがヒット! サイズも40cm弱、このエリアにしてはまずまず。

このまま釣果を重ねたいところでしたが、その後釣れてくるのはマダイのみで交替となりました。

WFGチヌ 野口 チヌ釣り
1ラウンドでチヌをヒットさせた

 

第2ラウンドの右端の釣り座でも同様に近距離メインの釣り。

ウキ下を変えた1投目でアタリが出ましたが、またしてもマダイ。そのままアタリはなく釣り座を交代。

 

第3ラウンド。左端の船着きにおいても、近距離の釣りを貫き通すことにしました。

そして狙い通りにラウンドの後半で潮が転流。いかにも釣れそうな雰囲気で最後に集中力を高めましたが、ラスト2投でサシエに反応が出たものの、ヒットまでには持ち込めず終了となりました。

結果、1ラウンド目の1匹が唯一の釣果となり、優勝を与えてくれました。

優勝 野口さんとチヌ
優勝を決めた39.2cmのチヌと野口さん
優勝した野口真平さんと優勝旗

周りの方々のおかげで手にした栄冠

今回の勝因としては、1ヶ月釣り場に通っていろいろな仕掛けや釣り方を試したことで、当日の状況に対する迷いが少なかったこと。

その練習に何度も付き合ってくれた師匠の森井さんや「R-FREAK」の仲間がいてくれたこと。

まこと船長にも牛窓について多くのことを教えてもらいました。

そして最後に家族の協力があったこと。

周りの方々のおかげで優勝を手にすることができました。今後も感謝の気持ちを忘れず、連覇に向けて釣技を磨きたいと思います。

師匠の森井さんと

優勝・野口さんのタックル&マキエ

竿:シマノ/リンカイ アートレータ 06号-530
リール:シマノ/BB-Xテクニウム 2500DXG S LEFT
道糸:釣研/ネオフリクション磯(セミフロート) 1.5号
ウキ止め:有り
ウキ:釣研/ゼクトα 3B
ウキ下パーツ:釣研/潮受ウキゴム M
結束:サルカンを使用
ハリス:釣研/ウルトラフレキシブル磯 1.2号(2.5ヒロ)
ハリ:オーナーばり/遠投ハヤテ 5~6号
ガン玉:G6~3B
(3Bは直結部、ハリの上50~70cmにG6程度を1個打つことが多い)

※サシエ・マキエは指定(1試合分)
サシエ:くわせオキアミスペシャルチヌ、高集魚レッド
マキエ:チヌパワームギスペシャル、Bチヌ遠投、オキアミ生3kg

釣研 ゼクト
ウキは『ゼクト』『ゼクトα』を使用した