ダイワのNEWチヌ竿【銀狼王牙 AGS】を徹底紹介/木村公治

投稿者
フカセ倶楽部編集部

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ダイワのチヌフカセロッドのハイエンドモデル『銀狼王牙 AGS』がフルモデルチェンジ。開発に携わったのは、広島在住のチヌフカセ名人の木村公治さん。木村さんが「自身のチヌ釣り経験をすべてそそぎ込んだ」という最新モデルを紹介!

木村公治(きむら こうじ)/広島在住のチヌフカセ名人。2019年に熊本で開催された「銀狼カップ」で優勝するなど競技会でも活躍。ダイワフィールドテスター。

※本文中の「」内の太字は木村公治さんのコメントです。

美しい曲がりと粘り強さを追求したNEW銀狼王牙AGS

銀狼王牙AGS ダイワ

木村さんはNEWモデルの開発に際し、前『銀狼王牙AGS』をベースにしつつも「きれいな曲がり」と「粘り強さ」をとことん追求したという。

「新しい銀狼王牙AGSは7機種ありますが、各モデルごと、開発サイドにもかなり無理を言って、私が思い描く、チヌ竿らしい調子にしてもらいました。特に3番から胴元への曲がり方と粘り強さにはこだわりましたね」

上の写真を見ると分かるように、その曲がりはまさに「美曲」。それを実現したのは「SVFナノプラス」採用の「粘靭(ねんじん)ブランクス」だ。

「細身で軽く、きれいに曲がって強く粘ってくれます。このしなやかさは前モデルより軟らかく感じる方もいるかもしれませんが、粘り強さ、力強さは大きく上がっています」

 

この「粘靭ブランクス」誕生の陰には、人気が高まっている「PEフカセ」の存在があった。

「最近、私もPEフカセをしています。0.6号をよく使うのですが、仕掛けがよく飛びます。沈め釣りだと流れの抵抗を受けにくいし、仕掛けを張り気味にしたときに伸びにくいので小さなアタリがとらえやすいなど、メリットが多いんです。でも、伸びないゆえにやり取りの際、ナイロンラインに比べてこまかな竿さばきとドラグの調整が必要になりました。新しい『銀狼王牙AGS』ではこれを解決したかったんです」

今後も増加していきそうなPEラインを使ったチヌフカセ釣りを誰もが楽しめるよう、木村さんは『銀狼王牙 AGS』のテストをすべてPEラインで行った。

PEラインが使いやすい調子に仕上がれば、おのずとナイロンラインでも使いやすくなる。どんなスタイルにも対応できると考えたからだ。

そんな木村さんがこだわりぬいたNEW『銀狼王牙AGS』。ラインナップは7機種で、5機種がメガトップモデルで2機種がSMT(スーパーメタルトップ)モデルだ。

NEW 銀狼王牙AGS ラインナップ

銀狼王牙AGS《特徴》

この竿の特徴といえるのが竿の各所に施されたマジョーラカラー。光の当たり方で色が変わる。「冬のチヌってグリーンのような、ブルーのような体色になりますよね。それを取り入れてもらいました」

 

ガイドは両モデルとも「AGS」(エアガイドシステム)。軽量で剛性が高い。穂先の表現力を最大限に引き出す。「ラインの絡みも少ないので繊細な操作が可能です」

 

リールシートには「エアセンサー」を採用。握りやすさと滑りにくさを追求。「グッと遠投しやすくなりましたよ」

 

グリップエンドの滑り止めを広めに施した。「これは私から要望を出しました。キャスト、やり取りの両面で必要ですので」

 

オレンジの穂先は海面ではっきり見える。「視認性がとても高いので穂先の性能がより活かされますね」

 

メガトップモデルとSMTモデルの詳細は次ページで紹介します。